～テラスとデッキが寄り添う家～　

深谷市の郊外に建つ、半テラス住宅。郊外ではあるが、北側前面道路の交通量は少なくはない。
朝夕の通勤時は抜け道になっているようだった。

敷地は315m²あり、南から南西の間は畑で抜け、東西には隣家があるため、
基本形は南方向に抜けたコの字型とした。

各室の配置は中庭を中心に北面に玄関ホール、東南にLDK、西面に脱衣・浴室と和室を配置した。
それら生活空間に面した中庭の仕上げを、玄関ホール側の北側半分をタイル貼りテラスとし、
リビングと和室に面した南側半分をウッドデッキとした。
南側デッキの上部には、寝室を宙に浮いた形状で配置。
平面計画はコの字を用いたシンプルなプランではあるが、外観・各室は個性ある住まいとなった。