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シグマ建設株式会社

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サーモグラフィーカメラ

 

こんばんは、鈴木です。

実はシグマにサーモグラフィーカメラがやってきました。

シグマのスマートオフィスやテストハウスⅡの性能を可視化するツールの1つとして、今回の購入に至りました。

まずは私達が働いている執務室を試し撮りしてみました。

普段エアコン1台で充分涼しい、下手するとエアコンが効き過ぎて寒くなるこの部屋ですが、

床の温度は30℃、壁は33℃でした。

これだけ涼しいのだから30℃を遥かに下回っていると思っていたのですがビックリしました。

体温より低いだけでこんなにひんやりするものなのですね。

 

次はテストハウスⅡに撮影に行きました。

午後三時、深谷市の外気温が37℃のときに、窓を締め切り空調は付けずに撮影しました。

日の当たっている西面は表面温度73度を越えていました。

しかし中の壁は漆喰やクロスなどの仕上げの違いによって40~45℃くらいでした。

床面はやはりフローリングよりタイルのほうが温度が低く、

タイルの上をはだしで歩くと冷たくて気持ちよかったです。

床下を開けて撮ってみると、31.9℃でした。

このそばに座ると冷気がふわ~とでてきます。

 

今回撮っていて1番興味深かったのはシグマオフィスの駐車場です。

三角で分割された駐車場を撮影すると、こんなに温度差があることがわかりました。

 

温度の高い順に道路のアスファルト、洗い出し仕上げ(右写真の赤い部分)、金ゴテ仕上げ(右写真の黄色と黄緑の部分)でした。

この結果は撮ってみるまで知らなかったので、新しい発見でした。

 

今日は試し撮りだったので、サーモグラフィーカメラをもっと使いこなせるようにしていきます。

今後テストハウスⅡでは24時間換気と、夏場は2階ホールのエアコン(28℃設定)、冬場は床暖房(1番低い温度で)を常時稼動させ、

空調や暖房だけで光熱費がいくらかかるかを実験していきます。

そしてテストハウスⅡから得られる数値化可視化したデータを、今後の家づくりに活かしていきます。

 

皆様によい結果を報告できますように。

以上、鈴木でした。