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シグマ建設株式会社

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シグマのブログ更新情報

栗橋の家

こんにちは。関根です。

お客様にHPを見て頂き、『栗橋の家』について聞かれることが多いので今回ブログで改めて紹介させていただきます。

意匠設計はトラフ建築設計事務所さん、構造設計はオーノJAPANさんが担当されました。どちらも著名な事務所さんです。

トラフさんは内装や店舗のデザインをメインに、海外も含め活躍されてます。オーノさんは著名な建築家の構造を様々手掛けられてます。よく雑誌で拝見させてもらってます。

外観は、「二つの箱の上に切妻屋根の家が乗っている」というコンセプトからの設計です。

内装は構造材を現し、塗装や布クロス、タイル、家具の色でをバランスよく使っています。

今回は、構造について書かせていただきます。

構造はすべて木造になります。

2階部分が1.8mはね出し、1階部分の箱と箱の間は最大で10mもスパン飛ばしてます。

2階部分の構造はトラス構造になっています。橋げたのイメージです。トラスにもさまざまあり、この構造は「平行弦トラス」といいます。

柱・梁・トラス材(斜め材)の接合部に大きな力が加わるため、接合部の金物が重要になります。2階部分すべての材幅は15cmもあります。(一般的には10.5cmです。)

接合部の金物は鉄骨のプレートです。厚み・ピン数、大きさなどすべて構造計算され、金物メーカーに依頼し製作しました。

木材には特殊な機械(ドイツ製)でスリット加工し、そこにプレートを差し込みドリフトピンを打ち込みます。※ドリフトピンも既製品だと強度不測のため製作しました。

スリットとプレートのクリアランスやドリフトピンと鉄骨の穴のクリアランスはオーノJAPANさんと打ち合わせ済みです。

梁とプレートを一体にした状態でレッカーで釣り上げ、組み上げていきます。

建て方時はパイプサポートを使用し、すべての構造用合板を貼り終えた後にサポートを外しました。

パイプサポートは1cm高めにセットするように指示があり、外した後は2階部分の自重で1cm下がり水平になりました。

意匠と構造は密接な関係にあります。

以前、元東京大学名誉教授の方の設計された物件を担当させていただいた時も、様々得る物がありました。

これからも様々の物件に携わっていきたいと思います。